2007年 05月 20日
朝です。 目覚ましで起床しました。 歯磨きしたり着替えたりちょっと身繕いをして、 いざエバー航空のカウンターへ! 以前バンコクのドンムアン空港で、 リコンファームをすべくベトナムエアラインのオフィスへ行った事があったのですが、 そのオフィスは航空会社のオフィス専用の建物の中にありまして、 エバーもそういうとこにあるんだろう…と思い空港内を徘徊してみました。 が、どうも同じようなエリアが見あたらない…。 かーなーり迷って、 でかでかとしたカウンターを発見しました。 どうして迷ったのかというツッコミを受けそうなぐらい、 でかでかとしたカウンターです。 私もどうしてこのカウンターを尻目に徘徊していたのかが、 今のなってはよく分かりません^^; 早速「5時までにデンパサールの着かないといけないので、フライトを変更してほしい!」 と訴えてみました。 なんとしても変更してほしいのでちょっと脚色されてますけど…。 昨日の電話のお姉さんはちょっと突き放した感じがありましたけど、 カウンターのお姉さんはすっごい親身! 「まぁ大変!チャイナエアラインの便を検討してみますので、お待ち下さい」、 となかなか良い対応です。 それでしばし待たされまして、 座って台北に地球の歩き方を呼んでいた私のもとに、 責任者っぽい男の人がやってきました。 英語は喋りますか?という質問の後の第一声は、 "I'm sorry..." やっぱりね…。 バンコクやシンガポールありとあらゆる経由便を含め手を尽くしましたが、 どの航空会社のどの便も台北からバリへのフライトは満席とのこと。 土曜日ですから想像はしていたんですけどね…。 おじさんの丁寧な謝罪の後、 さてどうしたものか…とりあえず一人対策会議です。 この時私が思ったのは、 「この日は土曜でしかも日本では大型連休初日であることから、 たとえ台北発だとしても飛行機がフルである事を予想すべきで、 朝起きた時から台北市内へ出るべきだった」ということ。 フライト変更ができないという事実が分かった時、 時間はすでに10時頃となっており、 (急な変更さえなければもうバリに向かっている時間なのに…) フライトの予定時刻は16:45なので昼の3時には帰って来ないといけない。 残り時間は5時間、台北市内まで約1時間。 ざっと物見遊山ができるのは2~3時間。 充分な時間ではあります。 が、今回私は完全な自由旅行者ではないので、 遅れたとしても今日中にはバリに着かないといけない。 (イントレピッドのツアーは明日の朝ロンボク島に向けて出発する) なのでこのフライトに絶対に乗り遅れるわけにはいかない。 そして台湾には知り合いもいないし、トラブルの可能性だって否めない。 そう思うと全然充分な時間じゃありません。 ここは大人しく空港で過ごすべきか…、 しかし!せっかく時間がるのだから台北にも行きたい! うーーーー! と一人会議をしておりましたら、 先ほどのおじさんが近づいてきました。 たまたま荷物が置きやすそうだったので私はその一人会議を公衆電話がずらーっと並んでいる所でやっていましたので、 彼の第一声は「電話のカードが必要ですか?」でした。 私がこのフライトの遅れを誰かに伝えるべく電話をかけようとしていたと思ったようです。 特に電話にようもなく公衆電話付近に荷物を置いて考え事をしていただけ、 とは恥ずかしくて言えなかったのですが、 続けて彼が言うには、 「エバー航空は台北空港にラウンジがありますので、利用しませんか?長く空港で待たなくてはなりませんから…」とのこと。 実は先ほどおじさんから謝罪の言葉を聞いたとき、 じゃあラウンジぐらい用意してくれないのかよ、 とはちょっと心の中に浮かんだ事でした。 台北市内観光に対して僅かな未練はありました。 けれど空港のラウンジという未知の世界に入ってみたい!というのと、 ラウンジでは軽食ながらも無料でご飯が食べ放題!というのは聞いて知っていたため、 それなら換金の必要もないし、 おじさんの話しによるとパソコンもシャワールームも完備とのことだし! というわけで、 ラウンジを利用すべく、 台北市内観光案を破棄しさっさとチェックインする事としたのです。 結局一時出国したのは大いに無駄となってしまいましたが、 ま、空港内の物見遊山ができたので良しと致しましょう。 エバーグリーンラウンジの入り口。 キラキラです。 ラウンジのパソコン。 エバーはどこまでもキティーちゃんです。 関空で弟に台北でストップオーバーして半日観光するかも…とメールしておりまして、 弟が「じゃあ台北に住んでる友達紹介しよっか?調べてみると九份がいいらしいよ!」というメールが。 弟よ…一足遅かったわ。 味は普通ですが、 無料でご飯が食べられるのはありがたい! 朝とお昼はこちらで頂きました。 カスタードまん、タロイモまん、おもちっぽいお菓子、お汁粉みたいなスープ。 ラウンジも堪能し終えて、 事前にネットで調べていたマッサージを受けに行くことに。 空港内なんだからクレジットカードが当然使えるだろうと考えて行ったらば、 どうやら現金のみ。 日本円をそのまま使えるようだけど、 明らかにレートが悪いので、 とりあえず台湾元をゲットすべく道を逆戻り。 2000円だけ換金して再び向かいました。 結構奥まったところにあります。 15分300元。 日本とそう変わらないお値段。 台湾の物価は日本とそう変わらないのでしょうか? 笑顔で写真撮影に応じて下さったマッサージ師さん。 足裏マッサージはソフトにツボを刺激する系で、 部分的には日本で普段受けるものとちょっと違う感じで良い体験でした。 ちなみにこのマッサージ師さんは完全に目が見えないというわけではなく、 影なら見えるとの事でした。 さてマッサージで疲れも癒したところで、 一旦ラウンジに戻り、 再び腹ごしらえを終えた頃、 (機内食も出るというのに…) ようやく飛行機の出発時間です。 夕方のフライト。 夕日側の席ではありませんでしたが、 離陸時は夕日を向いており初めて雲より高い所から夕日を見ることが出来ました。 飛行機の乱気流に揺られたりしながら、 約5時間でバリのデンパサールに到着。 到着時にビザを取得し、 やっとこさインドネシア入国です! 現金6万円を換金。 片方のカウンターは混雑していて、 このカウンターは誰も並んでいなかったので何でだと冗談交じりに訊くと、 「こっちの方がハンサムじゃない?」というお茶目なお答え。 インドネシアの紙幣はとにかくゼロの数が多いため、 外国人は確認しても騙されがち、 かつ空港での換金でもたまにトラブルがあるらしいのですが、 このお兄さん達は誠実だったようで後で確認してもぴったりでした。 空港の外は予想はしていたものの、 ものすごい暑い! そして人が多い!ここは梅田か!さすが天下のリゾート地だよ! 日本を出る時かなり頑張って薄着をしていて台北でも空港内では寒かったぐらいだったのに…。 ただ時間も時間でとにかく早くウブドに着きたかったのでしばし我慢>< エアポートタクシーのカウンターでチケットを買い(175000ルピア)、 ウブドへ向かいます。 深夜にタクシーに乗るという事にとても気を張っていましたが、 空港では人が多くそれほど危険を感じませんでした。 また今回のタクシードライバーさんも安全運転の悪くないドライバーさんで、 約1時間半(?)車に揺られ、 日本を出て約27時間半、やっとウブドへ到着です! カウンターでチェックインをして、 部屋に荷物を置き、 そしてイントレピッドのツアーリーダーとの初対面。 前回のレオンばりのイケメンだったらどうしようかと思っていたが、 全然違うタイプでした(笑) 名前はユディさん、後に訊いて分かった事ですがインドネシア人です。 (イントレピッドのツアーリーダーはオーストラリア人が多いのでアボリジニーなのかと思ったのもので…) ロンボク島へのツアー客は今回たった4人と小さなグループらしく、 私にとってはかなり良いニュースです! 人数が多いと言葉の不自由な私はちょっと大変なので…。 そして再び部屋に戻り、 明日に向けて荷物を仕分け、 深夜1時頃のよやく就寝。 ずっと戻ってきたいと思っていたこの南国の暑気の中で、 ようやく眠る事ができた第一日目の夜です。
by ellemoi_ana
| 2007-05-20 03:27
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