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Miner's Casket

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2007年 08月 13日

バコン

工房へ行った後は、
ロリュオス遺跡群のバコンへ。
ここで夕日を眺めるということで長めのフリータイムが設定されました。

バコン_a0055581_21182336.jpg

バコン_a0055581_21184150.jpg
バコンへ向かう道の右側にあった池の眺め。
貯水池でしょうか?
褐色のイメージが強いカンボジアにおいて、
緑豊かな風景は一際美しく見えました!

バコンはアンコールワットほどの規模はないにしろ、
なかなかスケールの大きな寺院で、
またまたダンジョンを探検する気分。
今回はソケックさんの後ろを歩くのではなく自分で探検。

バコン_a0055581_21253244.jpg
段上の建物で、
一番上の段で写真を撮っていると、
2人の男の子に声をかけられました。
最初は英語で。
私が日本人だと分かるとゆっくりながら流暢な日本語!
最初は彼らが日本語で話していても英語で返しましたが、
話しているうちに彼らの目的が分かり、
久しぶりの日本語トーク!
なんだかすっごい開放感でした…^^;

彼らは学校で日本語を習ったそうです。
先生は日本人でとても厳しく、
授業中クメール語を喋ると怒られたと言っていました^^
一人はまだ学生で、
もう一人はもう卒業し今は独学で日本語を勉強しガイドになろうと思っているとのことでした。
それで休みの日にはここに来て日本人を見つけて話す練習をしているのだとか。

日本人はたくさん来るけど、
団体で来る人が多くて話しかけづらいし、
話しても年配の人は話すのが早くて何を言っているのかが分からない、
でもあなたとはとても話しやすい、
と言っていました。
そりゃもう、私はゆっくり喋りましたから^^
だって私の言っていること伝わって欲しいし、
私は一緒に旅をしているオーストラリアの方々にはゆっくり喋って欲しいので…。

しばらく他愛ない会話をして、
そろそろ集合時間という頃、名残惜しさを感じつつお別れ。
最後に「僕たちは日曜日いつもここにいるので、また来たら探して下さい」と言われました。
私の返事はもちろん「必ず!」。
これは来なくてはいけませんね、会えるとは思っていないけど…。
むしろ会えない事を確かめに。
彼らが日本語ガイドとなって働いているといいなぁ…と思うのです。

バコン_a0055581_21414171.jpg
この後ホテルに戻り、
ビールを煽り、
いくつか用事を済ませ早めの就寝。
次の日はアンコールワットの朝日を見るべく、
それに備えます!

by ellemoi_ana | 2007-08-13 21:47


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