2008年 02月 23日
赤い砂岩で作られたバンテアン・スレイは、 その赤い色と精巧で美しいレリーフのために、 アンコール遺跡群の中でも一際目を引く寺院遺跡の一つです。 シェムリアップからは車で1時間ほどと、 離れた位置にあるにも関わらず、 多くの人が訪れます。 こと鑑賞するのには一番良い午前中という時間柄、 すっごい人です! かなりこじんまりとした寺院のため、 通路は人で埋め尽くされていました(*_*) この寺院に刻まれているデヴァターは「東洋のモナリザ」と称され、 とても有名なのですが、 現在は遺跡保護のためにロープが張られ近づけません。 よく写真で見るデヴァターはどれなのか…。 よく分からないながら保存状態の良さそうなデヴァターを望遠で撮ってみました。 ロープのせいなのか、 人の多さのせいなのか、 この遺跡の美しさは素通りするだけでも十分分かるのだけれど、 「自分が遺跡の中に立っている」という実感の持てない、 なんだか博物館に来たような気分の訪問…。 教訓:有名な遺跡では鑑賞にベストな時間ではなく人が少ない時間を選ぶ。 今度は早朝か夕方に行ってみたいと思います。
by ellemoi_ana
| 2008-02-23 08:37
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