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Miner's Casket

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2007年 11月 11日

中国杯レビュー☆女子シングル

グランプリシリーズ毎週あるものだから、
全然追いつけません(@_@)
録画していても見る時間がない~。

スケートアメリカやカナダもやりたかったのですが、
とりあえず周回遅れなので後回し!
中国杯からやっていこうかと思います。

長いんで隠しますね。
技術的なことうんぬんはさて置き、
印象を語ります。
フィギュアスケート及び人の感想に興味のある方のみどうぞ。



Yueren WANG
16才のシニア一年生。
荒さやスケートの未熟さありつつも、
若々しさが一種の表現となっている好感の持てる演技でした。
音のアクセントに合わせてポーズをとったりするのは、
結構好みなのです。

Dan FANG
上位には来ないながらコンスタントに良い演技をしてくれるダン・ファン。
相変わらず思わずニッコリしたくなるような、
優しい雰囲気のある良い演技でした!
ジャンプを降りた時のパッと華やぐ感じとか、
ちょっとした手の動きがとても好き。

Arina MARTINOVA
顔もきれいでスタイルも良くビジュアル的に華やかな選手。
ジャンプも非常にバネがある感じで、
また動きもバレティックな華やかさあり力強さあり…、
ただいかんせん今回の演技はミスが多く、
その分彼女のテンションも下がってしまったかな?という演技。
残念。

Binshu XU
ジュニアの頃から身体能力の高さから気になる選手の一人。
中国女子も面白いですねー。
彼女の一生懸命さが伝わってくる演技でした。
キャッチフットのスパイラルはポジションがきれい!
ただその分次のポジションへの移行をもうちょっとスケートの流れの中できると良いのだけれど…。

Beatrisa LIANG
ポール・デュカスの魔法使いの弟子!
(ある友人を思い出してしまう…^^;)
音に合わせた元気で好印象な演技でした。
リャンはなかなか上位には上がって来ないですが、
彼女の紹介映像でピアノを弾いているのを見てから、
どうも贔屓の選手なんですよね。
いままでどこか魅力的なのにどこか物足りない、
そんな印象がありましたが、
今回は全体的に良かったです。
振りは直線的ながらも激しい動きはとても良く曲調に合っていました。

Caroline ZHANG
日米対抗戦、スケートアメリカ、と見てきて一番振り付けがしっくりきているように感じました。
スパニッシュ調の曲は彼女にはまだ早いなんて意見も聞くけど、
若々しさが強い曲調に合っているし、
彼女は顔の表情や手先で表現することをすでに身につけているので、
十分に良い作品・そして演技だと思います。
また彼女の身体能力の高さは見ていて気持ちがいいですね!

Alissa CZISNY
美しーーーい演技でした!
最初のジャンプのミスは残念でしたが、
私は演技が終わったとき彼女が最初にミスをしたことを一瞬忘れてました。
手の動きや首の動かし方がとても優雅で、
所々スローモーションになっているのではないかと思うような、
ゆったりとした優雅さがありました。
欲を言えばスパイラルをもうちょっと情感たっぷりにして欲しいのと、
最後のポーズはもうちょっと止まって欲しいですね。

Carolina KOSTNER
全てのジャンプが決まりまたテーマのある作品で、
一つの演技として良いですね!
ピアノの音に合わせたストレートラインステップシークエンスは特に良かったです。
また楽曲自体がかっこよくて、
コストナーはこういう演技もできるんだなぁ…と感じた演技でした。

Fumie SUGURI
去年は世界選手権代表漏れしてしまい今年は勝負年となる村主さん。
ジャンプミスが惜しまれる演技…。
また彼女の試合での演技はピリピリとした緊張感が良かったりもするのですが、
この音楽で滑るなら全体を通して彼女がショーで見せるような余裕が欲しいなぁと思いました。
最後のポーズの所ではそれが見られたのですが…。

Susanna POIKIO
深いエッジワークがとても印象的で、
かつ哀愁を帯びた雰囲気のある素敵な演技でした。
ポイキヨもコンスタントに良い演技をしてくれますね!
そして解説の荒川さんも言っていましたが、
トータルコーディネートが良いですね!

Julia SEBESTYEN
セレナーデでこの衣装の色はちょっと…と思ったのですが、
後ろ1/3ぐらいで曲調が変わってなるほどと思いました。
うーん、東欧やロシア系の選手はよくロック調でシンセの音が入ったクラシックをよく使いますが、
個人的にあまり好きではありません…。
ショートなんだし最初の優しいセレナーデだけでまとめた方が、
一つの作品としてのまとまりがあると思うんですけが…。

Yu-Na KIM
ユナはこういう演技もできるのね!
今までどちらかというと暗めの曲調が多い中、
ユナ自身も「私はこんなのもできるのよ」と言いたかったのでしょうか^^
彼女は手足だけでなく表情での演技力も申し分なく、
ただ美しいだけでなく力強さもある、
本当にジャンプが決まると本当に恐ろしい選手です…。
イナバウアーのあたりの振りちょっと諄いかなぁーと思いましたが…、
表現というのは往々にしてオーバーなぐらいがいいんでしょうね。


全体の感想として…、
最近の選手はみんな身体能力が高く、
また新ルールになってからはステップやスピンも密度が濃くなり、
下位の選手でもどこか見所があって凄いなぁ…と思いました。
スパイラルがちょっと無機質な感じになる傾向はありますが、
それ以外は確実に選手達をレベルアップさせましたね、新ルール。
グランプリシリーズ初登場の選手が多いので、
フリーは大いに楽しみです!

by ellemoi_ana | 2007-11-11 03:54


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