2008年 04月 21日
レッドピアノというお店の前でドライバーさんと待ち合わせて、 サンセットを見るためにプノム・クロムへ出発! シェムリアップ市内から車で30分は走ったかな? だんだんと暗くなっていく田園地帯を抜けて、 小高い丘の麓へ。 麓はちょっとした露店が出ていて、 お買い物時なのか人が集まっていました。 でも観光客は全然いません。 ハイシーズンとは行っても、 どこもかしこも混んでいる訳ではないんですね。 長ーい石段を登って丘の上を目指します。 けっこうきついです…! 階段からの眺め。 プノム・クロムの麓はちょっとした集落となっているんですね。 階段を上りきると、 ゆるやかな山道となり、 最後にまた階段! それを登り切ると現代風の寺院が現れます。 人気はほとんどなく、 若い僧侶がひとり水浴びをしているだけでした。 なんかさみしい…。 女ひとりでは来れないなぁ…。 その現代風の寺院を西に抜けると、 今にも崩れそうな3つの祠堂が。 今回はサンセットがメインなので、 この遺跡はほとんどスルー。 さらに視界の開ける西へ! プノム・クロムの西側は広大な水浸しの水田! これは湖なのでは?と思ってしまうぐらい広大です。 ここでしばし日が落ちるのを待ちます。 生憎の曇り空で色の変化はいまいちでしたが、 あまり見ることの出来ない不思議な色の太陽が西へ落ちていきます。 何が素晴らしいって、 遮るもののない広い空! 日本ではなかなかこうはいきません。 完全の太陽が地平線の向こうの沈むのを確認して、 私たちは下山することにしました。 朝日は日が登る直前、夕焼けは日が沈んでから、 がハイライトだとは思うのですが、 完全に真っ暗になってしまうと、 電灯のない山道は危ないですからね^^; プノム・バケンの二の舞(真っ暗な山道を下山)にならぬ様、 急ぎ足で下ります。 そして最初に登ってきた長い階段を下りようとした時、 ちょっとプノム・クロムを惜しむように西を振り返って息を飲みました。 すっごい綺麗な空で!! 東の向いて降りていたので全然気が付きませんでした。 この空の色が水田に映りこんでいる景色を見たかった! 今度は絶対信頼の置けるガイドさんと登って、 懐中電灯で下山しよう! この空を見て思いました。 やはり夕景のハイライトは日が沈んでからなのです。 ドライバーさんは帰り道、 地元の人の夕涼みの場である水田上のレストランに連れて行ってくれました。 そこでエビ・うなぎ・カエルをつまみにビールを一杯。 あの美しい空の余韻に浸りつつ、 カエルや虫の声にかこまれるのんびりとした、 大晦日の晩餐となりました。
by ellemoi_ana
| 2008-04-21 23:13
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